足るを知る

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【読書記録】真説 ラスプーチン(上)(下)

いや〜、疲れた。
それが一番の感想です。

怪僧・グレゴリー=ラスプーチン
なぜ彼は、ロシア皇帝・ニコライ2世の家族に取り入ることができたのか。
生い立ちは?
そして、なぜ最後は、酷い殺され方で暗殺されることになったのか。

ずーっと気になっていたラスプーチン
ようやく、読もうという気になったのですが、
とても体力をつかいました。

ロシアの名前の難しさ。なかなか覚えられず、なんども登場人物の説明のページを行き来することに。
また、訳本だからこその、回りくどい言い回し。
ロシアの歴史を調べながらだったので、余計に時間がかかりました。
ちょっと他の本を読んでから戻ってくると、覚えてなくてまた戻って読み返すことも。

アレクサンドラ皇后の狂信。
周りの様々な人達の忠告を取り入れず、ひたすら、
我が子・アレクセイ皇太子(血友病でした)の命を救える唯一の救世主(だと思い込んだ)ラスプーチンに依存していきます。
そして、そんな皇后に追従する、ニコライ2世。
ロシア社会の、ベールがかかっているような重苦しさまで表現されていて、読むほどに気持ちも引きずられていくようです。

おとなりの国、ロシア。
そのロシアについて、あまりにも知らないことばかり。
ロシアの歴史についての本を読みたくなってきました。

↓この本を読んで、「真説 ラスプーチン」を読みたくなりました。
ロシア語通訳者の第一人者だった米原万里さんの読書日記。
他にも色々な本の感想が書いてあり、どれも読みたくなるような書評です。