【読書記録】頑張るのをやめると、豊かさはやってくる
- 作者: アラン・コーエン,本田健
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: ペーパーバック
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本の全体を通して、感謝と「足りていることを知る」ことの大事さが書かれていると感じました。
突然ですが。
「がんばっています!」っていうアピールをする人、面倒くさいですよね(笑)
「私を認めて!褒めて!」というパワーをひしひしと感じて、イヤ。
こちらに余裕があるときは「すごいね!」「ありがとう!」と褒めてあげるのですが、
パタパタしているときは、スルー。
周りの人からの「ヒヤー」っとした空気を感じていただきたいものです。
そんな人とは、一緒に仕事したくないですし、
そんな人は、次の仕事には呼ばれないです。
反して、素敵だなと思う人は。
さらっと仕事を(しかも重要なものを大量に)こなしている。
みんなが、「あ、そういえば、あれをやってない!」と気づいた時には、もうできてる。
抜けている仕事も、さらっと指摘してくれて、やってくれる。
でも決して、押し付けがましくない。
「がんばっている」という感じでは全くない。
次の仕事も一緒にしたいと思うし、実際、いろんなところから引っ張りだこです。
素敵だな、見習いたいなと、いつも思っています。
そして、そういう人は必ずといっていいほど、謙虚で、感謝の言葉を口にしています。
この本を読んで、そんな尊敬している人たちの顔が浮かびました。
9つの部から成り立っている本です。
- いつでもじゅうぶんにある
- 準備ができたものは手に入る
- 情熱は報われる
- つまらないことに骨を折ったり、骨の折れる仕事を大事にしたりしない
- 手にする成果はあなた次第
- どんどん循環させよう
- 見た目の状況に惑わされない
- ピンチをチャンスに変える
- 互いにとってすばらしい存在であれ
各章に、すてきな言葉が紹介されています。
その言葉を読むだけでも、勉強になります。
中でも私が好きな言葉は、
自分がどれだけ所有しているか決して気づかない人もいる。
どれだけ与えることができるかを知るまでは。
映画「グット・ウィル・ハンティング」のキャッチコピー
です。
この本、購入しました。
ちょっと心に余裕がないときに、読み返すようにしています。
少しでも、尊敬している人たちに近づけるように。
↓この本も読んでみたい。
- 作者: 本田健
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2014/07/11
- メディア: 単行本
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