足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

幸せに育ったコンプレックス

高校生のころから、かかえていました。

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攻撃してくる友人

高校生の時、同じクラスになってできた友だちがいました。

家庭が複雑な子で、

知り合った直後から自分の育ちの話をガンガンと打ち明けてきました。

 

私は、両親と妹の4人家族。仲良くて、家が大好きでした。今もそうです。

祖父母の家にも毎週末行っていて、親戚・家族関係は良好でした。

(今になって、それがどれだけ両親の努力に支えられていたのかを実感しています)

 

最初は友だちが話すことを聞いていたのですが、

そのうち自分のことも話し始めました。

すると、だんだんと友だちの言葉が攻撃的になってきたのです。

そして、競争してくるようになりました。

 

「あんたは何も考えていない」

「そんな甘い考えだとこの先大変だよ」

 

と諭されるように。それもなぜか、私にだけ。

 

確かに親に守られながら育っていたので、そうなのかも、、、と。

でも完全には納得できませんでした。

だんだんと重荷になってきたので、休みの日に一緒に遊ぼうと誘われても、行きませんでした。

それでも、その子は私のそばを離れません。

他の子がいるまえでも、「この子ほんとボンヤリで甘えてる」「何もかんがえてないよね」と攻撃。

他の友だちは、その子がいるときは寄ってこなくなりました。

そして、心配してくれていました。

卒業が近づき進路が決まると、

「これでお別れできる」ホッとしたのを覚えています。

 

卒業式の日、その子に私の両親の前で、

「私はあんたよりも絶対に幸せになれる自信がある」

と宣言されました。

言うだけ言って帰って行きました。

私も、周りにいた他の友だちも、先生も、私の両親も、びっくり。

 

私はなぜだか、涙がでてしまいました。

開放されてホッとしたのと、両親に申し訳ないのと、いろんな複雑な思いで。

 

友だちも両親も妹も、いろいろな言葉をくれました。

でも、「幸せになれない」という呪いが、かかりました。

 

大学に通っていても、誰かとお付き合いしても、

「私は幸せになれないのかも」。

育った家庭環境が恵まれていると、人間としてダメなのではないかと、思い込んでいました。

誰かに相談をうけても、自分なんかが聞いて役に立てるのかと、不安でした。

 

だから逆に、影がある人とお付き合いしてみたり、友だちになってみたり。

なんとか誰かの役に立つ人間でありたいと、必死だったのです。

明るくして、笑わせたいと思っていました。

 

主人に救われました

社会人になって、初めてお付き合いしたのが主人でした。

主人は、マイペースな人で、語り口もとっても穏やか。

「あぁ、穏やかな人だなあ」というのが第一印象です。

無理にいろいろ話しかけない。沈黙も平気。

飲み会でも騒がず、たんたんと飲んでます。でも、輪の中に入っている。

 

それまで、無理して明るくするようにしていた私にとっては、自然体でとても心地よかったです。

 

お付き合いしてみると、主人もとても穏やかな家庭に育っていました。

両親と弟、そして祖父母との生活。

「あ、いいんだ」と、思いました。

 

結婚の準備でバタバタしているときに、初めて、高校生のころのことを話しました。

そのときに、

「いいんじゃない、分かり合えない人とは、分かり合えないんだから」

といわれて、すっと心が軽くなりました。

誰からも好かれるのは無理だという当たり前のことを、その時にやっと飲み込めました。

 

安心感を与えられる人に

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本やブログなど、いろいろな人の文章を読んでいると、

「この人はいままでどんな辛い思いをしてきたんだろう。何があったんだろう」

という方、いますよね。

そして、私はそれを理解できないことにコンプレックスがありました。

こんな深い人間には、なれない、と。

理解できるはずはないし、それを書き手は望んでもいないのに、勝手に気にして、時には落ち込みます。

 

でも最近は、「身近な人に安心感を与えられるようになろう」と思っています。

問題提起をしたり、感情をゆさぶったり、納得させたり、感心してもらうのではなく、

安心してもらう。とくに、家族には。

 

そして、もし同じ思いをしていたり共感してくれる人がいれば、とてもとても嬉しい。

そう思ってブログをブログを始めました。

やっと高校生の頃の呪いが解けたかな?と思っています。

 

とりとめのない文章になってしまいました。

読んでくださったかた、ありがとうございました。

  

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