モノを減らすことへの「こだわり」を、捨てる。
気持ちの落ち着かない日が続いていました。
モヤモヤ、イライラ。
仕事の関係で、年配の方のお宅を尋ねることが増え、
その家の中の様子(モノでも、家族関係でも)がドンドンと自分の中に入ってきて、
息苦しい。
「こうすればもっとスッキリするのに」
「あぁすれば、楽に生きられるのに」
そういう気持ちが胸の中にたくさん溜まり続けていました。
でも。
あるお宅でのこと。
やっぱり物がたくさん溢れているのですが、
たくさんのお客様が集まってくるのです。
ご近所さん、お孫さんたち、習い事の仲間たち、、、、。
私も、そのお宅は、物がたくさん溢れていても何故か、居心地が良い。
なんでだろう?と、じっと考えてみると。
家主さんに、へんな「こだわり」が、全くないのです。
いつも、ニコニコ。
人の話をニコニコと、聞いている。
ものを貰えば、「あら〜、ありがとう!!」。
そして使うこともあれば、すぐに人に譲ることも。
家がごちゃごちゃでも変に気取らず、
「そこらへんに適当に座ってね〜。(ニコニコ)」
「お台所、適当に使って飲み物作ってね〜(ニコニコ)」
気負うところが何もないので、こちらも気負わずにすみます。
あぁ、私、最近モノを減らす・スッキリさせることにこだわりすぎていたかも。
そう思い至りました。
「余計なものを入れない」。
そのスタンスは同じなのですが、
「今あるものを大事にする」
これが、おろそかになっていたなあと。
大事にしてるかな?感謝して使っているかな?
処分することばかりに気持ちが向いていないかな?
モノに対しても、人に対しても。
そう、自問自答する日々です。