足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

【読み聞かせ】うめぼしさん

1年生〜4年生にオススメの本です。

読み聞かせの前に、「梅干し、食べられるひと〜?」
と質問。
半分以上の子たちが「はーい!」と手をあげますが、
中には「すっぱくって、食べられない、、、」という子も。

さらに、
「お母さんやおばあちゃんが、梅干し作ってるひと〜?」
と質問すると、
何人かの子たちが誇らしげに手をあげます。

「この絵本では、梅がどうやって梅干しサンに変身するかが書かれてるんだよ」。
そして、読み始めるようにしています。

梅の木で花が咲いている場面から、花が散り、実がなり、実をもいで、、、、。
そのながれが、優しくて歌のようなことばで綴られています。
実際子どもたちも、「歌みたい〜」という感想を言ってくれます。

最後のページは、梅干しのタネの中身のことが。
そうだそうだ、梅干しのタネ、割って中身を食べてたなあ、昔。
子どもたちに聞いてみると、やっぱり割ったことがある子が何人か。

「天神さん」って呼んでたんだよなあ。
読んだ私も、久しぶりにそんなことを思い出しました。
今の子たちは、「天神さん」という言葉を知らなくて、
むしろ先生や大人のほうが「うんうん」とうなずいてくれます。

あの、杏仁豆腐のような、なんとも言えない不思議な味。
久しぶりに、梅干しのタネを割ってみたくなりました。