足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

【まんが】ばらかもん

買ってしまいました、「ばらかもん」。
Kindleで8冊、大人買い(^o^;)
漫画が増え続ける、今日このごろです。

舞台は長崎県・五島列島。
ここに東京で生まれ育った書道家・半田清舟が移り住んでくるところから、
物語が始まります。

自分らしい「書」がなんなのか、わからなくなった半田。
同じ書道家(しかも大家)である父親のススメで島に移り住みますが、
最初は都会っ子らしく、島の暮らしに馴染めず右往左往。
でも。
懐っこい島の子どもたちと関わっていくうちに、
徐々に島の住民としてなじみ、
また自分の字とも、出会い始めます、、、、。

島の住民たち、とくに子どもたちがおもしろい!
小学生もだけれど、中・高校生の懐っこさ。優しさ。
そして、ちょっとした大人な部分。
半田先生、むしろ子どもかも。
そして、お年寄りの存在感。
きちんと、子どもたちに文化や伝統、心を伝えている。

読んでいて大笑いしつつも、ホッとする漫画です。
(とくに、半田先生と「なる」とのやり取り、爆笑)

もくじになっている、方言もツボ。
例えば1巻の目次は、


  • ばらかこどん
  • やなわっ
  • どんくどん
  • ひとっくるま
  • おんなんこどん
  • しゃ
  • よそんもん
  • 郷長がいのむしこ
  • ひとんもち
  • だんぽ

もう、呪文です、呪文(笑)。

私、長崎に親戚も友人もいるのですが、
また違った言葉で、半分以上わかりません。

本の巻末に載っている「ばらかもん通信」には、
五島列島の様子や取材日記。
これまた面白いです。

スピンオフの「はんだくん」(全3巻)も買えと、
息子に脅される日々です。
(すぐに買っちゃいそう。お給料日まで、がまんがまん(^_^;))