【読書記録】「めんどくさい」をやめました。
ついつい口をついて出てしまう、「めんどくさい」。
使わないように気をつけているのですが、忙しい時には出てしまうことも。
そして最近は子どもたちがポロッと使うように。
そんな時にこの本が目に止まったので、読んでみました。
「断捨離」のやましたひでこさんが著者。
でもですね、色々読んだ「断捨離の本」よりも、この本が一番良かったです。
プロローグ+6つの章から成り立っている本です。
- さあ、言葉も片付けてみようか!
- 「めんどくさい」「つまらない」「しょうがない」〜私が片づけたい三つの言葉
- 「行かない」「行かれない」「行きたくない」〜じつは、自分をないがしろにしている言葉
- 「忙しい」「大変」「疲れた」〜ポジティブへの言い換えでは解決しない
- 「お金がない」「時間がない」〜どうせなら「ある」関係を気づきたい
- 「大丈夫」「ごめんなさい」「お陰さまで」〜そこにある人生の記憶
- 「めんどくさいから」「つまらないから」「しょうがないから」〜もしかしてそれは「踏ん張り時」のサインかもしれない
ついつい、普段の生活で使いがちな言葉。
「めんどくさい」「つまらない」「しょうがない」
その言葉を使うたびに、自分の行動・考え方に制約をかけてしまい、心に呪いがかかる。
このことをしっかりと明文化し、ご自分の体験を踏まえて「やめよう!」と提案されています。
ネガティブな感情が出てくるのは、仕方がないこと。
でも、言葉でそれを言ってしまったら、どんどん縛られてしまう。
そんな経験があります。
このネガティブな感情をちょっと俯瞰してみて、
自分の感情を冷静に見つめてみる。
そして、そこから自分の成長できる方向へ、行動を持って行ってみる。
それが大事なんだなと感じた本でした。
子どもたちがこの言葉、よく使うようになっていて、気になっていました。
なので、見える所に置いておくと、
パラパラと読んでいる様子。
息子は、ある日から、「おかげさま」という言葉を使い始めました。
娘は、
「”めんどくさい”って言うの、ちょっと抑えてみようかな」
と、ポソリ。
主人も読んだ様子。
著者の、押し付けるのではなく、語りかけるような文章に、影響をうけたようです。
私が言うと反発したくなる子どもたちも、本からとても良い影響をもらえる年齢になってきました。
この本、家族にとってとても良い本でした。
10代後半の若者たちにも、オススメでしたよ。
↓これも、子どもたちジーっと読んでいました。