【読み聞かせ】ぼくがおおきくなったら
大好きな、いもとようこさんの絵本です。
原作は「くすのき しげのり」さん。
「おこだでませんように」の作者さんです。
森の動物の子どもたちが、おおきくなったらどうなるのかをお話しています。
こじかくん、おやぎさん、こぐまくん、こざるくん。
みんな、おおきくなったら、
「りっぱな角がはえるんだ」
「たくさんおちちが出るようになるんだ」
「森で一番大きくなるんだ」
「木登りができるようになるんだ」
そして、聞きます。
「きつねくんたちは、大きくなったら、どうなるの?」
きつねくんたち、自分がどうなるのかをお母さんに聞きにかえります。
そのお母さんの答えが、とってもすてき。
さらに、お父さんも出てきます。
さいご、こぎつねくんたちは、
「自分は大きくなったら、せかいで一番幸せになるんだ!」
目に見える成長も大事だけれど、
心のなかの、幸せの成長は、もっともっと大事。
大人にそのことを気づかせてくれる本だと思います。
きつねのお父さん・お母さんみたいに、
子どもたちがいてくれて幸せだと伝えたい。
大好きな絵本です。
↓くすのきさんの名作。これを読み聞かせするたびに、涙がじわり。
自分の子育てを反省します。