おもしろい本は子どもに教えてもらう。そして必ず読む。
仕事がら、小学生の子どもと接する機会が多いのですが、
高学年の子の中には、本を読みまくっている子が男女問わず何人かいます。
私はそんな子たちによく、「オススメ本はなに?」と聞いて教えてもらいます。
するとまあ、出てくる出てくる!
定番の名作から、ミステリー・ファンタジー・YA・ティーンズ文庫・ボカロ本、などなど。
中には、「え!もうこんなの読んでるの!?」という本まで。
どっさりと自分の本を貸してくれる子も。
教えてもらった本は全部読みます。
そして感想を必ず伝えます。
キラキラ恋愛モノは、40代のおばさんには、ちと恥ずかしいですけどね(笑)。
「読んでくれたの!?」と驚き嬉んでくれて、さらに教えてくれます。
そんな子たちに共通すること。
「親が本(小説)だけはドンドン買ってくれる」
「毎週、市の図書館に連れて行ってくれる」
「親も本を読む」
そして。
「つまんない本は途中でやめる」
本を読むのが苦手な子に限って、
おもしろくない本でも真面目に最後まで読もうとしてるように思います。
よく保護者会で、
「本を読むように指導して下さい」
と先生に注文つける保護者がいましたが、
「それは、あなたの役目でしょ~」
ですよね。
私は子どもたちから、色んなことを教えてもらっています。
国語の教科書にも、子どものオススメ本を教材として載せればいいのにね。
いつま~でも、昭和の文豪の文章を載せるの、
子どもを国語嫌いにしちゃうと思います。
親世代が国語で学んだことを、子どもたちもやってる。
懐かしい反面、「なんだかな〜」と、思います。
ちなみに、よくオススメされる作者は、
といったところでしょうか。
子どもが「子どもとしての立場」で読むのと、 大人が「親としての立場」で読むのとでは、目線がちがって面白い。
思春期の子どもは、汚い大人をやっつける爽快感に感情移入している子が多い。
私は、その”汚い大人”なだけに、なんというか、胸が痛くなることも。
そして、子どもは、困難を乗り越える主人公に憧れますが、
私は、我が子がこんな困難に遭遇したら、、、と思うと、また胸が痛くなる。
本って、おもしろいなとつくづく思います。
そういう話をすると、子どもたち、「へー!!」と驚きます。
年を重ねてからもぜひ、今読んでいる本を読み返してほしいなと思いました。
子ども時代にしか味わえない感覚ってあると思います。
それを、子どもたちには伝えるようにしています。
今オススメされて読んでいるのは、こちら↓
- 作者: 本多孝好
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2007/05
- メディア: 単行本
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↓ これは、「親としての立場」で読むと、辛かった、、、、
- 作者: 山田悠介
- 出版社/メーカー: 文芸社
- 発売日: 2005/08/01
- メディア: 単行本
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