【読み聞かせ】なぜイヌの鼻はぬれているの?
哀愁をさそう犬の絵に惹かれて、手に取りました。
- 作者: ケネススティーブン,オイヴィントールシェーテル,Kenneth Steven,Oyvind Torseter,ひだにれいこ
- 出版社/メーカー: 西村書店
- 発売日: 2014/12/13
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
聖書にある、「ノアの箱舟」を元に描かれた絵本です。
ノアの箱舟の話、3年生以上だと知っている子もいるけれど、
低学年にはちょっと難しかったかな?
賢いノアは、箱舟を作って世界中の動物のペアを載せ、
大洪水に備えます。
ついにその日。
箱舟は、たくさんの動物や人間をのせ、海に出ました。
が。
なんということでしょう。
どこからか海水が入ってきます。
船のそこに穴があいていたのです!!!
そこでノアが考えた迷案は、
「愛犬のハナを、穴につめる」
いやいやいやいや(笑)。
子どもたちからも、
「えー!!!」
「ありえなーい!!!」
「犬がかわいそう!!!」
と、ブーイングの嵐ですよ^^;
でもこのワンちゃん、健気にじっとして、穴をふさぐ役目を立派に果たします。
涙目になりながら。
ノアや奥さん、他の動物は、「これで一安心」とダンスパーティー。
イヌ、かわいそすぎ(笑)
おまけに洪水が終わり、陸地についたときも、
忘れて置いて行かれそうになります。
もう、かわいそうで、かわいい!
でも、ノアは思い出し、迎えに行くんですね。
私も子どもたちも、ホッとしました。
犬ってほんと、人間に愛情を示してくれて、お仕事してくれますよね。
可愛さを再認識した、絵本でした。
小さな書き込みがたくさんある絵本で、
我が子にお布団の中で読んであげると、
いろいろと世界が広がりますよ。