足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

家族団らんは、同じ空間にいるだけでいい

イベントは、いりません。

 

いろんな「家族団らん」

我が家のリビングにはテレビがないのですが、

テレビは、いらない - 足るを知る ~少ないモノで、のんびり、おだやかに~

 

テレビがないことを知人に言うと、

何人かから、

「え、じゃあ、みんなで何してるの?」

聞かれます。

「それぞれ、本を読んだり、パソコンしたり、、、」

と言うと、

「え!寂しいね〜!!」

と言われ、びっくり(*_*)

 

どうしてか尋ねると、

どうもその人たちは、

「家族で同じ何かをしていないと、家族団らんではない」

と思っているようなのです。

 

考え方にはいろいろあるんだなあって、驚きました。

 

私にとって、家族団らんとは、

「家族が同じ空間にいて、おたがいゆっくりくつろいでいること」

なのです。

もちろん、

時にはトランプやUNOなどやることもありますが、

それは子どもたちが「やろう!」と言ってきたり、きっかけがあったとき。

普段はそれぞれ、自由にまったり過ごしています。

 

そして、ふと、子どもから、

学校での様子や、納得いかなかったこと、

ラジオから聞こえてくる話題について自分がどう思うかなどを、

話してくれます。

それについて、みんなで自分の考えを言って盛り上がったり。

 

そんな状態です。

 

逆に知人に、

「え、じゃあ、いつもどういうふうに過ごしてるの?」

と聞くと、

「テレビをみんなで見てる」

「テレビがないと、なにやっていいか分からない」

とのこと。

 

いや、ゆーったりしたらいいんじゃないかな(笑)

自分の家なんだもの。

 

同じ空間にいる心地よさ 

 

家族で同じ場所にいて、息がつまらない。

そういう家にしたいと、ずっと思っています。

それが、母親の役目かなとも、思っています。

 

私の実家はそうでした。母がそうでした。

 

主人に聞くと、 

「中学生になると、

いろいろと話しかけられるのが面倒で、

すぐに自分の部屋に行っていた」

とのこと。

子どもたちも、そろそろそうなるのかしら?

今はまだ、

自分の部屋も必要ないというし、

特に冬はリビングで温まっていたいそうだけれど。

 

ただ、

無理に話しかけたり、

何かを一緒にするように強制したりしなければいいのかな?

と思っています。

 

そして、

家族それぞれが何かを楽しんで、熱中している姿を見せると、

いいんじゃないかな。

 

息子は主人が読んでいる本にとても興味を持っています。

主人の仕事についても、時々質問しています。

 

娘は私がパソコンいじっていると覗き込んで、

いろいろと質問してきます。

ポツリポツリと、学校の友達関係について、

「ママはどうだった?」って、聞いてきます。

 

そうやって、

興味をもつ対象を増やしていってくれたらいいなあ、

自分の考えを持っていってくれたらいいなあって、

思っています。

 

子どもたちと一緒に暮らせるのは、あと何年かしかありません。

この時間を楽しんで、大事に過ごしていきます。