足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

円形脱毛症とのお付き合い

5年ほどの付き合いになります。

 

どんどん大きくなる、、、 

ある日、何気なく頭を触っていたら、

妙にツルっとした手触りが。

髪をかき分けてみたら、10円玉くらいの大きさのハゲができていました。

 

そういえば、このところお風呂の入って髪を洗うたびに、

髪がよく抜けるなあとは思っていたのです。

でも、まさかハゲができているとは。

ショックで、しばらく主人にも話せませんでした。

 

だけど、心なしかどんどん大きくなっていきます。

気になって触ってしまうのもあって、

抜ける量も多くなっていきます。

1ヶ月たつころには、500円玉くらいの大きさになっていました。

 

運良く髪で隠れる場所だったのでよかったのですが、

人に見つかるのではと気が気ではありません。

とりあえず、皮膚科に行くことにしました。

 

皮膚科で薬を処方してもらう

 

行きつけの皮膚科は女医さんなのですが、

見たときに最初に言ってくれたのが、

「あ、大丈夫大丈夫!気づいてないだけで、女性の円形脱毛症はかなり多いのよ」

という明るい言葉でした。

「いろいろ頑張り過ぎちゃったのね~」

とも。

 

子どもも大きくなり、そんなに頑張っている自覚はなかったのですが、

年齢的にホルモンバランスが変わってくる時期でもあるから、

髪にも出やすいのだそうです。

 

処方してもらった薬は2種類。

  • アロビックス外用液
  • トプシムローション

という、どちらも塗り薬でした。

 

後ろ頭のほうだったので自分では上手にぬれません。

主人や子どもたちに塗ってもらうことにしました。

ここで家族に初めて打ち明けました。

みんなショックを受けちゃって、

娘なんか涙ぐむほど(笑)。

ごめんね、だから黙って治したかったんだけどね。

 

薬を塗り始めて1ヶ月ほどすると、

やっと産毛のような細かな毛がびっしりと生えてきました。

 

でも。

ある日主人が、「あれ、また別のところにもあるよ」と。

 

皮膚科の先生に相談すると、

円形脱毛症はイタチごっこになることもあるから、気長にね。」

とのこと。一度かかると、出やすくもなるそうです。

さらに

という2種類の飲み薬も処方してもらいました。

 

それから5年間、治っては別の場所に、、、を繰り返しています。

皮膚科には、定期的にお薬をいただいています。

今は、右のこめかみの部分と、後頭部の左横部分に大きめのものがあります。

こめかみ部分は髪を結ぶと目立ってしまうので、

ショートカットにしました。

 

美容院で美容師さんに見られるのも嫌だったのですが、

思い切って相談すると、

「結構多いんですよ。大丈夫、ちゃんと隠せます」

といってもらえて、ほっとしました。

 

若いお母さん、がんばって!でも、がんばりすぎないで!

 

先日、ショッピングセンターで買い物をしていたら、

小さな子を二人連れた若いお母さんを見かけました。

背中に赤ちゃんをおんぶし、ベビーカーにも乗せて。

そのお母さんの綺麗な栗色の髪の毛の頭頂部に、小さく円形脱毛症が。

「あー、一生懸命子育てしてるんだなあ」

と、応援したいキモチでいっぱいになりました。

(さすがにお知らせするのは失礼なので、見送りましたが)

気づいていない人、本当に多いのかも。

 

小学校高学年の女の子にも一人、円形脱毛症になってる子がいます。

年齢に関係なく、出るものなのですね。

娘の髪の毛も、時々とかしながらチェックしています。

 

いろいろなことを抱え込んでがんばっている人たち。

抱え込んだものを、話せる人や場所があればいいなあと思います。

私が家族に助けてもらっているように。

 

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