【読書記録】尾木ママの「凹まない」生き方論
尾木ママの穏やかな語り口、好きです。
図書館で借りて読みました。
尾木ママの本は何冊か読んでいますが、
本の文章も話し方そのまんま(笑)
「~なのよね」とか、
「~してね(はーと)」とか、
押し付けがましくなく、そっと提案してくれるから好きです。
ご家族との別れ
いつもニコニコとコメントしている印象がある尾木ママ。
ですが、この本を読んで初めて、
尾木ママのご両親・お姉さん・弟さんは
もう亡くなっていることを知りました。
弟さんとの思い出が綴られているコラムは、
特にジーンとしました。
自分が立ち上げた出版会社で、
尾木ママの本を出版するのが夢だった弟さん。
夢は叶うことはありませんでしたが、
その時の出版会社の名前から「虹」という言葉をとって、
そのまま尾木ママの臨床教育研究所の名前になっているそうです。
心に響いた言葉
次の4点が、特に心に響きました。
①言葉の”3D”を使わない
「だって」「でも」「どうせ」の”3D”は、口が裂けても言わない。
気をつけているけれど、つい出てしまうのが「だって」。
子どもにも伝染ってしまうので、
口が裂けても言わないようにしようと思っています。
②”がんばれ!”よりも「そっと寄り添う」
つい子どもたちに行ってしまう言葉。
③”ありがとう”と言えるひとは「チェ・ホンマンよりも強い」
そう、”ありがとう”は魔法の言葉。
関東よりも、関西の人のほうが「ありがとう」をいう数が多いって、
ホントでしょうか?
関東の人は、「すみません」と言ってしまうそう。
④あなたの幸せは「お豆腐とネギのお味噌汁の中に」
何かを買い求めて、そのことに幸せを見出さずに、
身の回りの幸せ(家族との食事など)を感じること。
軽く読めてほんわかする本でした。
尾木ママ、ありがとうございました。
この本もオススメです↓
尾木ママの 10代の子をもつ親に伝えたいこと (PHP文庫)
- 作者: 尾木直樹
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/05/16
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
この本、読んでみたい↓