おじさん、その機能、本当に必要?
伯父が新しいパソコンを買いたいというので、
いっしょに選んでいたときのこと。
ネットとメールくらいにしか使わないのに、
何故か最新でスペックが高いものを選ぼうとします。
「おじちゃんには、こんなに高いものじゃなくてもいいよ」
と言うと、
「いいや、せっかくだから一番良いのを買う!」
と。
いろいろと説得してみようとはしたのですが、
聞く耳を持ちません。
まあ、お金を払うのはおじさんだし、、、、と思って、
希望通り、
そのメーカーで一番スペックが高く、お値段も高いPCを購入。
今はそのパソコン、使われずにホコリをかぶっています。
伯父は70代なのですが、
60代〜80代の人たちに、こういう考え方の人が多いなあと思います。
うちの父も、必要のない機能が満載の家電やパソコンを買おうとします。
「せっかくだから」
「もう買い換えることもないし」
と言って。
おまけに、家電屋さんの営業マンも、それを後押しします。
まあ、いいお客さんですよね、年配者(特に男性)は。
で、結局使わなかったり、
基本的な機能しか使っていなかったり。
家電メーカーもどうかしてるなあ。
もう、新しい家電をドンドン買ってもらう時代ではないのに。
基本的な性能をしっかりと搭載していて、
そのメンテナンスに顧客を掴んだほうが良いかと。
故障すれば、どこに行っても、「買ったほうが安いですよ。」
なあにが、「MOTTAINAIの国、日本」なんだか。
ネットでは故障修理を申し込むこともできますが、
年配者にはそのネットの敷居が高い。
結局良いカモにされて、新しい家電を買わされる。
年配者を食い物にする売り方は、もうやめていただきたい。
余計なモノを買わされた主人の母の話を聞いて、
本当に腹が立ちました。