足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

【まんが】志水アキさんの、京極夏彦シリーズ

ずーっと気になっていたのです、このシリーズ。

基本、原作を小説で読んでしまったものは、漫画は読みません。
イメージが崩れるから。
でも、このコミックはとても評判が良いんですよね。
だから、ずーっと気になっていました。

Kindleだと50%オフで購入できるのです、今なら!
なので、まとめ買いしてしまいました(^_^;)。
「姑獲鳥の夏」「魍魎の匣」「狂骨の夢」「百器徒然袋」
の、全巻。

買って良かった!!読んで良かった!!

あの、京極夏彦の分厚い小説たちを、よくぞここまで表現してくれた!という感じです。
京極堂の機嫌の悪そうな顔、
関口のイジイジした様子、
居佐間のジジ臭さ、
マチコのぐふぐふっぷり。
ちょっと意外だったのは、益田の軽さかな?
でも、これはこれで、ハマってる。

でも一番は、やっぱり榎木津!
もう、すっごいハマってる!!
読みながら大笑いしました。

内容が内容だけに、残酷な描写も数多くあります。
ですが、絵の美しさに救われています。
(「魍魎の匣」なんて、よく絵にできたなあと思ってしまいます。)

私は「鉄鼠の檻」がとても好きなので、ぜひ漫画化していただきたい!
あ、でも、「絡新婦の理」もいいなあ。
「塗仏の宴」の、関口の壊れっぷりも見てみたいなあ。

続編が楽しみな漫画です。
買ってよかったです!