鰯が子どもに教えてくれたこと
わが家のお助け食材、鰯。
とくに夏はとてもよく食べます。
うちの子どもたちには二人とも、
小学4年生の夏休みに、初めて鰯の手開きをさせました。
息子も娘も、最初は嫌がる嫌がる(笑)。
手で頭をもぎ取って、内蔵を取り出して、、、、なんて、
確かに慣れないと嫌ですよね。
娘は涙目になりながらやっていました。
「血が〜!!!」と叫びながら(^_^;)
でも、背骨に沿って身を開いていくと、魚の体の構造がとてもよく分かります。
初めてさばく魚として、鰯は最適。
鰯って、本当にこの字のとおり、弱い魚。
手ですぐに骨をおることができるし、開くことができる。
そして、手で、生き物の命をいただくことを直接実感できる。
私も小学生のころ、初めて手で開いた時のこと、覚えています。
生き物にはみな、血がながれているんだよ。
いつもパックで買っている牛や豚・鳥のお肉も、
血が流れていたんだよ。
誰かが屠り、血抜きをして、さばいてくれているんだよ。
そんな話をしながら、一緒に手開きをしたことを、
昨夜、娘と一緒に料理した鰯を食べながら思い出しました。
今では二人とも、アジでもサンマでも内蔵を抜いて焼けます。
でも、鰯が一番好きみたいです。
最初に嫌がっていたことが嘘のようです(笑)。
この夏休み。
お子さんと一緒に鰯、さばいてみませんか?
この本、とてもオススメです。
この人たちがいてくれるから、お肉が食べられるのです。
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