足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

「ママ」から「母さん」に変わるころ

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息子が4年生のとき。
外で手をつなぐことを恥ずかしがるようになりました。

息子が6年生のとき。
外を一緒に歩くのを恥ずかしがるようになりました。

そして、息子が中学1年生のとき。

それまで「パパ」「ママ」と私達を読んでいたのが、
ときどき、
意識して「父さん」「母さん」と呼ぶようになりました。

あぁ、手も目も離す時期になったんだなあと思いました。

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気恥ずかしそうに、そしてがんばって言う、
「父さん」「母さん」。

自立したい気持ちと、不安な気持ちが中に込められていると感じました。
そして、私達への優しさも。

だから、それに気づいてから。
私達も意識して、
それまで自分たちのことを、
「パパはね、、、」「ママはね、、、」
と呼びかけていたのを、
「父はね、、、、」 「母はね、、、、」
と言うようにしました。

中学生のころはまだ、
気を抜くと「パパ」「ママ」と呼ばれることもありましたが、
今はもう、普通に「父さん」「母さん」と呼びます。

声変わりと一緒で、もう、戻ることはありません。

成長はうれしい。そして、ちょっと寂しい。

でも。
そうやって「そろそろ離れるよ〜」という合図をくれたこと、
私たちに心の準備期間をくれたこと、
息子に感謝しています。

ちなみに。
娘はまあだ、「パパ」「ママ」。
女の子のほうが、言葉の面ではまだまだ甘えん坊。
でも。
心は男の子よりも何歩も先を行っています。
ちゃんと合図をくれるかな?
見逃さないようにしなくっちゃ。

子どもたちの優しさに、甘えっぱなしにならないように。
子どもたちの背中を、ちゃんと押してあげられるように。