足るを知る

スッキリ・凛とした生活を送りたい。日々のアレコレ。

いざという時に動いてくれる父親

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息子が中学2年生のとき。
ある日の、家族で夕食を食べながらの会話。


息子:「母さん、もし学校から呼び出されたらごめんね。」
 私:「どした?」
息子:「後ろの席のやつが授業中に何度もつついてきて、苛つく。殴るかも。」
 私:「そっかあ、、、、、」
主人:「先に手を出すな。そいつに出させてから、やり返せ。学校にはオレが行く。」


おぉう、かっこいい!!(笑)
思わず笑っちゃいました。

それからは、どうやって手を出させるかを家族で相談。
Kくんがちょっかいを出してきたら、

「せんせー、かまってちゃんなKくんがちょっかい出してきて超うざいですー!」

と大声で言って挑発してやれ!との主人のアドバイスが最有力候補に。

でもですね。
息子は結局、その家族会議でイライラが発散できたらしく、
冷静に先生に相談して解決したようです。

これ、私だけが相談を受けたとしたら、
まず「手を出したらだめ!」と言うと思うのです。
「相手に怪我させたら、、、」と、我慢させちゃう。
そうすると、息子のいらだちはそのまんまだったと思います。

こういう時、主人はとてもうまく気持ちを受け止められます。
そして、共感してあげる。
子どもが無理な我慢をしなくていいように、考えてくれます。
考えるだけでなく、実際に学校に足を運んでくれます。

娘が小学4年生のころは、クラスが少し落ち着きがなく、
外でなかなか意思表示ができない内弁慶な娘は、
とても辛そうでした。
その時は、娘に先生への気持ちを手紙に書いてもらい、
夫婦で一緒に学校に持っていきました。
娘が辛い思いをしていたことを、担任の先生は気づいていませんでした。

母親だけでなく、父親が出ていくと、先生たちの対応が変わると実感しました。
ヒステリックにではなく、冷静に話をする主人。
担任の先生だけでなく、管理職の先生も一緒に話を聞いてくれました。
娘の様子は、その後、少しずつ良い方向へ向かっていきました。

わが家では、いざという時は、パパが動いてくれる。
子どもたちはそう思って、頼りにしています。
私も、頼りにしています。