足るを知る

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男の子には、理想の男性像が必要

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息子が生まれたとき。
養護学校の教師をしている先輩から、こんな言葉をいただきました。

「男の子には、身近に、理想とする大人の男性像が必要だよ。」

男の子の母となっていた、先輩。
子育てしていて実感している、と。

このごろ、その言葉を思い出すことが多いです。

理想像は、父親だと一番だけれど、父親である必要はないです。
おじいちゃんでもいい。
習い事の監督やコーチ、指導者でもいい。
こんな大人になりたい!という大人の男性がいればいい

先輩は、ご主人を息子の理想像とするべく、いろいろと工夫されていました。

ご主人を息子の前で大げさに褒める。
ご主人がいない時でも「パパはすごいねえ!」と言い続ける。
ご主人を習い事のコーチにする。
二人の時間をつくる。
決して、子どもの前で夫婦げんかをしない。
自分がボケ役・悪者になる(笑)。

それはそのまま、私の子育て方針となっています。

息子を20年近く育ててきて。
先輩の言うとおりだなあとつくづく思います。
息子はまんまとお父さんっ子になってくれ、
何かあると主人に相談しています。
進路の相談も、主人に。
よく二人でキャンプに行きます。

取っ組み合いでプロレス技をかけあうことも。
最近では主人は容易には勝てなくなってきましたが、
そんな主人を息子は気遣っています。

息子を主人に任せて大正解だった。

よく、ご主人と子どもを取り合っているご夫婦がいました。
「いっつも私が悪者になる!!!」とプリプリ怒っていましたが、
そのたびに、「いいんじゃない、悪者でも」と思っていました。

yunbox.hatenablog.com

自分が悪者になって、ボケ役になって、それでパパを尊敬する青年に育ってくれたらいいのです。
そうしたら、パパもどんどん、「良いお父さん」になっていってくれます。

息子にダメ出しし、ご主人にダメ出しし。
そんなご夫婦たちは、いま、色々と大変な家庭環境になっています。

ご主人に、息子の理想像になってもらいましょう。
母は、ボケ役・悪者で良いのです。
母は、役者になりましょう(^^)

とはいえ、私、まだまだなんですけどね(^_^;)
目標は、前述した先輩です。
素敵な理想の母親像となってくれていて、とってもありがたいです。

↓主人が良く読んでいました(笑)

↓そして私も読みました(笑)