足るを知る

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独身で親を恨み続けている従大叔母(いとこおおおば)のこと。

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愛媛の田舎に、従大叔母(いとこおおおば)のTさんがいます。
祖父の従妹で、もう80歳後半。
独身で、自分の姪っ子のお世話になりながら暮らしています。

Tさんは、大きな農家の跡取り娘。
姉妹4人だったので、長女のTさんが跡取り。
とはいっても、親の代で父親の放蕩のために山や田畑を売り払ってしまったので、
継ぐものは古い家と苗字、お墓のみ。

昔の写真を見るととても綺麗な人で、今でもその面影があります。

Tさんには、昔、結婚したい相手が何人かいたそうなのですが、
両親からの反対ですべて破談に。

「家柄が気に入らない」
「人柄が気に入らない」
「婿に入る人じゃないとだめ」

そう言って、結婚を許してくれなかったそうです。

そうして、今では一人。
家を継ぐ人は、もういません(妹さんたちはお嫁に出ているので)。

両親はなくなる直前まで、
「甥姪を養子にとって跡を継がせるように」
と言っていたそうですが、
Tさんはもう、その気はないそうです。
「こんな家、残してもしょうがない」と。

お世話をしてくれている甥姪に感謝をしつつも、
「あの時、結婚しておけば良かった。」
「親のせいで、独り」
と、ご両親を恨む言葉が。

それを昔から聞いていた私の両親は、私と妹が結婚したいと言ってきたら、反対しないと思っていたそうです。
私は長女なので、もしこの両親でなかったら、今の主人と結婚できなかったかもしれません。
お嫁に出ることを許してくれた両親に、とてもとても感謝しています。
妹とも、そう話しています。

主人の両親はよく、うちの子どもたちに、
「結婚するなら近くの人と」
「親の近くに住まなきゃだめだよ」
と言います。

そのたびに主人はあとから、
「君たちの好きな人と結婚し、好きな場所で暮らしたらいいよ」
と子どもたちに言っています。

親は、子どもよりも先に、死ぬ。
その後で、
「あの時、親が反対したから、、、、」
と、子どもに人生を後悔してほしくない。
恨んでほしくない。

子どもの人生を束縛しない。
そう、主人と話しています。

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