足るを知る

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挫折した人の、その後の話こそ大事

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色んな子どもたちと話していて良く聞く言葉。

「オレはプロ野球選手になるんだ」
「僕はYouTuberになるんだ」

夢がいっぱいで親も応援しているのですが、
挫折した人のその後こそ、知ってほしい。

ある男の子、Rくん。

「オレは野球選手になるから、勉強はできなくていい」
「土日に野球頑張ってるんだから、学校は行かなくていい」

学校にいくたびに、先生を手こずらせています。
親たちも、特に指導するわけでもなく、先生に任せっぱなし。
毎日、担任の先生が電話で起こして学校に来るように説得。
やっと来ても、授業を抜けだしてウロウロ。

確かに野球をとても頑張ってる。
土日フルに練習や試合。
平日も放課後は自主練。
それは素晴らしいのだけれど。

本当にプロの野球選手になる人たちって、それだけじゃないと思うのです。
自己管理をしっかりとできたり。
人に感謝する気持ちを忘れなかったり。

少なくとも、先生に暴言をはいたり、
授業を抜けだしてウロウロしたり、
屁理屈ばかりこねたり。
そんな人間はプロにはなれない。

親は、子どもの夢を応援するのはとても大事だけれど、
それ以上に現実を見せてあげることが必要。
褒めるのも大事だけれど、
規律やルールを教えるのはそれ以上に大事。
スポーツだって、ルールを守ってこそのスポーツだもの。

スポーツ選手の伝記マンガがとても人気がありますが、
私は、挫折した人がどうその後の人生を築いていっているかの方が大事だと思う。
そして、慢心した人がその後どういう人生を送って行っているのかも。

それを伝えられるのは、親です。
そう、思っています。