足るを知る

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【読書記録】突破力と無力

バングラデシュの貧しい農村部に、同国初の映像教育プログラム「e‐Educationプロジェクト」を発足させた、税所篤快さん。
eedu.jp

ところで私、読む順番間違えました!
先に他の本を読んでから読むべきだった、、、(笑)。
でも、とてもおもしろく読んだ本でした。

全章を通じて感じたこと。
「税所篤快さんの周りの人たちって、大変だろうなあ!」(笑)。
なにせ、思い立ったらすぐに行動。
どれだけ大事なプロジェクトの途中だろうが、
自分がビビっときたら、ほっぽり出してどっか行こうとする。
e‐Educationの共同経営者、三浦開人さん、さぞかし大変だっただろうと思います。

でも私が、税所さんが素敵だなと思ったのは、
へこんだ気持ちや不安な気持ち、自分のマイナスな感情を素直に表現されていること。

メンターと慕う米倉誠一郎先生(一橋大学イノベーション研究センター教授)にこっぴどく叱られたこと、その忠告を聞き入れずに大変な思いをしたこと、
いろんな失敗を正直に、あけっぴろげに書いています。
また、e‐Educationの代表者を三浦さんにという話がでていること、
それに対して、自分の居場所がなくなる不安を感じていることなども。
そして、そんな三浦さんや米倉先生からの辛口コメントもそのまま載せてあります。
そして、税所さんを叱っているたくさんの人たちを、
結局は味方に巻き込んで、助けてもらいながら、プロジェクトが進んでいく。
この人を味方にする能力、素晴らしいなあと読んでいて感心しました。
周りの人たちの心の広さにも(笑)。

謎の未承認国家、ソマリランドでついに大学院を開校する、その式典にて。
米倉先生がスライドを見せながら発表された内容、感動しました。

「僕たち日本とソマリランドが共有しているものが2つあります。それは大きな戦争の経験、そして尊い平和を維持していることです」
先生が合図をすると大スクリーンに1945年、東京の焼け野原が映しだされました。
「オー」。会場が嘆息します。ソマリランドも89年に内戦で焦土と化しているのです。ゆっくりと驚きが会場に伝わるのを待って米倉先生は次のスライドに移ります。
「ワオ!」
会場にどよめきが走りました。それは現在の東京の高層ビルが立ち並ぶスカイラインでした。
「どうやって我々はこれを成し遂げたと思います?」
誰もが前のめり、目を見開いて米倉先生の次の言葉を待ちました。
「教育と起業家精神なのです」
会場全体がゴクリと息を呑みました。

ソマリランドで起業家を生み出すための大学院。
その開講式でこれほどインパクトと説得力がある講演内容はないのではないでしょうか。
私までこのシーンはワクワクしました。

そして、この開校を実現させる突破口となったのは、税所さんの”つっぱしり”。
そして、肉付けをしているのが、周りの人たち。
税所さん、すごい方だと思いました。

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そして、次はこの本↓。

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