【読み聞かせ】せかいでいちばんつよい国
- 作者: デビッドマッキー,David McKee,なかがわちひろ
- 出版社/メーカー: 光村教育図書
- 発売日: 2005/04
- メディア: 大型本
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4〜6年生への読み聞かせにオススメです。
せかいじゅうの人びとをしあわせにするために
せかいじゅうを せいふくした
ある大きな国の だいとうりょうの おはなし 〜表紙そでの紹介文より〜
むかし、ある大きな国がありました。
自分の国が一番幸せだと、他の国も自分の国のようになるべきだと思った大統領は、
つぎつぎと他の国を攻め、征服していきます。
そしてとうとう、残りは小さな国ひとつを残すだけとなり、
大統領はこの国へも、征服するために兵隊を連れて乗り込みます。
なんだか、どこかの国を想像させるようなお話ですよね。
子どもたちの中には、そのことに感づいて「◯◯みたい!」と言う子も。
ところが、小さな国は大きな国と戦おうとはしません。
それどころか、歓迎して迎え入れ、
大きな国の大統領や兵隊たちを精一杯もてなすのです。
一緒に畑を耕し、料理をし、子どもたちと遊び。
兵隊たちがいなくてもこの国は征服できたと思った大統領。
少しの兵隊を残して、意気揚々と大きな国に戻るのですが、、、。
物語の締めくくりに、
「さて、本当に征服されたのは、どちらの国でしょうか?」
と子どもたちに問いかけるようにしています。
みんな、しーんとして、考え込みます。
国を征服するとは、力で押さえつけるだけのこと?
その国の自然は?文化は?言葉は?歌は?そして、子どもたちは?
いろんなことを教えてくれる、とてもとても深くて良い絵本です。
我が子にも、読み聞かせしました。
「、、、、すげー」と、息子。
「小さな国、最強。すごい」と、娘。
この時期、いろいろな国の紛争などを耳にするだけに、
そして、ふたりとも、学校で歴史を学んでいるだけに、
感じることがあるようです。
デビッド・マッキーさん、良い本をありがとうございます 。
↓エルマー、大好き!
ぞうのエルマー〈1〉ぞうのエルマー (ぞうのエルマー (1))
- 作者: デビッドマッキー,David McKee,きたむらさとし
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 2002/04
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